このページにたどり着いてくれて、本当にありがとうございます。
こんにちは。うめしーです。
静岡県藤枝市という、山に囲まれた静かな町で、ミツバチとともに暮らしています。
もしかすると、「ちょっと気になるな」と思って、なんとなく開いたのかもしれません。
でも、そんな“なんとなく”が、とても嬉しいんです。
なぜなら、ここでお伝えしたいのは、「本物の蜂蜜の魅力」と「それをあなたに届けるまでの想い」だからです。
蜂蜜は、本来とても繊細で、奥深い“自然の恵み”です。
でも今、日本で手に入る蜂蜜のほとんどは、加熱やブレンドなどの加工を経て、“甘いだけ”のものになってしまっているのが現実です。
香りも、栄養も、風味も、本来の蜂蜜とはまったく違う。
ぼくが届けたいのは、そんな量産品とはまるで違う、“いのちのつまった”蜂蜜です。
だからこのページでは、ぼくがなぜこの仕事を選び、どんな想いで蜂蜜をつくっているのか。
そして、なぜ“本物の蜂蜜”は、今こんなにも貴重になってしまったのか――
そのすべてを、ひとさじの甘さと一緒に、ていねいにお伝えできたらと思っています。
よかったら、最後まで読んでみてください。
きっと、あなたの暮らしの中にも、そっと“やさしい彩り”が加わるはずです。

絶望の中で出会ったミツバチ
ほんの数年前まで、ぼくは養蜂家ではありませんでした。
むしろ、虫が苦手で、蜂なんて怖い存在だと思っていたくらいです。
高校を卒業して、小さな町の中小企業に就職。
15年間、地元でまじめに働き続けました。
ただ、あるとき心と体がうまくついてこなくなって、突然、会社に行けなくなりました。
1週間、まるごと欠勤。布団から出る気力も湧かず、ぼーっと天井を見上げる毎日。
いま思えば、軽いうつのような状態だったんだと思います。
その後、部署が変わったことで少しずつ元気を取り戻したけれど、
そのとき芽生えた「このままでいいのか?」という違和感は、心の奥に残り続けていました。
「いつか辞めてやる」
そう思いながら数年を過ごし、ついに退職を決意します。
その背中を押したのが――父のひと言でした。
「みかんがこれだけ儲かるなら、帰ってきてもいいぞ…」
その言葉に、正直、希望を感じたんです。
「農業で食べていけるなら、それも悪くないかもしれない」
そう思って、ぼくは実家に戻り、農業を継ぐことにしました。
けれど、現実は甘くありませんでした。
たしかに直売はしていたけれど、
父は「地域の人に喜んでもらえればいい」という考えで、
みかんを安く売りすぎていたんです。
採算度外視で、気づけば赤字。
まじめに作っても、数字はまったく合わない。
そのうえ、父との考え方の違いにも悩まされて、
やりたい農業はできず、気持ちもどんどん削られていきました。
そして、農業も断念。
退職金も尽き、貯金も残りわずか。
「会社も辞めた。農業も続けられなかった。もう、何もない。」
そんな、心にぽっかり穴の空いた日々の中で、
ふと友人から言われたんです。
「ミツバチが、面白い」
最初は「は?なんで蜂?」と思いました。
虫が苦手だったし、刺されるイメージしかなかったから。
でも、なんとなく気になって、本を読んだり、調べたり、動画を見てみたりしたんです。
気がつけば、自分でも飼ってみたくなっていました。
でも最初は、不安だらけでした。
・個人で養蜂して、本当に生活できるのか?
・スーパーには、あんなに安い蜂蜜が並んでいるのに、売れるのか?
・そもそも、どうやって育てるのかすら知らない。
わからないことばかり。
でも、それでも一歩を踏み出して、巣箱を置き、ミツバチと暮らし始めました。
そして飼い始めて、驚いたんです。
ミツバチの世界は、驚くほどよくできていて、すべてが“役割”で動いていました。
女王蜂は産卵に集中し、雄蜂は交尾のためだけに生まれ、
そして働き蜂たちは――とにかく働きます。
朝から晩まで、蜜を集めて飛び回り、
帰ってきたら巣の掃除、育児、換気までこなす。
雨の日も、風の日も、暑くても寒くても、文句ひとつ言わず、
仲間のために、淡々と、自分の役割を果たしていく。
その姿を見て、心が震えました。
「そうか、やっぱり仕事なんだ」
働くって、こういうことだったんだ――
忘れていた何かを、ミツバチたちが思い出させてくれた気がしました。
かつて、働くことが嫌になっていたぼく。
でも今は違います。
毎日、ミツバチと一緒に働けることが、どこか誇らしい。
誰かの役に立つって、こんなにも静かで、でも確かな喜びなんだって思えるようになったんです。
だから決めました。
ぼくは、ミツバチとともに、“本物の蜂蜜”を届けていこうと。
ぼくの人生は、ここから静かに動きはじめました。
なぜ、本物の蜂蜜はこんなに少ないのか?
本物の蜂蜜――
それは、自然のままの風味や香り、花の個性が詰まった“いのちのしずく”です。
でも今、それを手にすることは、とても難しくなっています。
日本で手に入る蜂蜜のうち、約95%は海外産。
その多くは、中国やアルゼンチンなどから大量に輸入されたもので、
加熱やブレンドなどの加工を経て、一定の味や品質に整えられています。
これは、大量に安く、安定した味を届けるための工夫であり、必要な流通形態でもあります。
ただ、その結果として――
香りや風味、花の個性といった“自然そのものの魅力”が薄れてしまうこともあります。
さらに、過去には「国産」と表示されながら、海外産の蜂蜜が混ざっていた事例も報道され、
蜂蜜は“世界三大偽装食品”のひとつとも言われるようになりました。
ぼくは、そうした現状を否定するつもりはありません。
でも、「だからこそ自分は、こうありたい」と思うようになったんです。
誰が、どこで、どんな想いでつくっているのか。
それが伝わる蜂蜜を、自分の手で届けていきたい。
ミツバチが集めた蜜に、混ぜ物をせず、加熱もせず、
自然のままの“いのちの味”を、一瓶ずつ詰めていく。
その一滴に、花の記憶と、季節の息づかいを感じてもらえたら――
それが、ぼくの願いです。
届けたいのは”そのまんま”の自然
ぼくの蜂蜜づくりには、明確なルールがあります。
混ぜない。
薄めない。
加熱しない。
それは「非加熱蜂蜜」とか「純粋蜂蜜」といったラベルのためじゃなく、
ミツバチがつくったままの姿を、そのまま届けたいからです。
ミツバチは、花が咲いたその時期にしか蜜を集めません。
春の野山、初夏の畑、秋の山間――
どの時期、どの場所で採れたかによって、蜂蜜の香りも、色も、味も、まるで違います。
その違いこそが、“自然の声”であり、“季節の記憶”なんです。
ぼくがやっているのは、ただそれを壊さないように、そっと瓶に詰めること。
一度だけ軽く濾して、不純物を取り除いたら、それ以上は何も手を加えません。
たとえば、5月に採れた蜂蜜と、6月に採れた蜂蜜では、同じ場所でもまったく違う香りがします。
透明感のある黄金色のときもあれば、濃くて深い琥珀色のときもある。
その違いを楽しんでもらえるのも、“加工しない”からこそなんです。
自然がつくり、ミツバチが集め、ぼくが瓶に詰める。
ただそれだけ。
でも、それがいちばん大切だと思っています。
ぼくが届けたいのは、「きれいに整えられた蜂蜜」じゃありません。
採れたままの、一期一会の蜂蜜です。
それは、決して大量にはつくれないけれど、
ちゃんと顔の見える誰かに届けたいと思える、そんな蜂蜜です。
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
もし、
「ちょっと気になるな」
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最後に ― 梅島ふるうつ屋が目指す未来
ぼくが蜂蜜を届ける理由は、単に「おいしいものを売りたいから」ではありません。
自然と共に生きること。
ミツバチと共に働くこと。
そして、その中で生まれるものを、人に届けること。
それは、ぼく自身の暮らし方そのものであり、生き方の選択でもあります。
この世界には、効率や便利さでは測れない価値がある。
自然のリズムに合わせて働き、季節とともに生きる。
そんな在り方が、ちゃんと経済としても成り立つようにしたい。
そして、蜂蜜を通じて――
誰かの暮らしに、ほんの少しでも「やさしさ」や「彩り」を届けられたなら。
それこそが、梅島ふるうつ屋としての何よりのよろこびです。
これからも、ミツバチとともに、静かに、まっすぐに歩んでいきます。
その先にいる“あなた”と、またどこかでつながれたら、とても嬉しいです。
