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ニホンミツバチの捕獲のコツを伝授!分蜂時期を逃さない方法を解説

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  • ニホンミツバチを飼育してみたいけど、カンタンに捕獲できない?
  • ニホンミツバチの捕獲についてコツを知りたい
  • ニホンミツバチの捕獲にウラ技とかはないの?

ニホンミツバチを飼育してみたい、と思いながらも準備を進めたけど

上手くいくか分からなくて不安に思うことはありませんか?

ニホンミツバチ捕獲に対し、カンタンになるような方法があれば苦労はありませんよね…

実はニホンミツバチの捕獲にはコツがあり、これらを実践することで

基本的には誰でも、カンタンに捕獲をすることができます。

僕は、ニホンミツバチについて学び始めて3年、飼育し始めて2年目のまだまだ初心者ではありますが

このコツを利用することで

数十年やっているベテラン養蜂家さんよりも、早い時期に捕まえることができました。

この記事では、ニホンミツバチを飼育したい人に向け、ニホンミツバチの捕獲のコツと分蜂時期を逃さない方法について解説をしています。

ニホンミツバチの養蜂は、群れの捕獲をしなければスタートすることはありません

そして、初心者のうちは作業一連を見ても、ニホンミツバチの養蜂は捕獲することがもっとも難しいです。

ぜひ、この記事を元に、ニホンミツバチの養蜂を始めてみてはどうでしょうか。

ニホンミツバチの飼育をこれから始めたい、という人に向け、ニホンミツバチの捕獲方法をまとめた書籍を出版しました。

僕の失敗談やコツについて丁寧にまとめています。
捕獲チェックシートなどの特典もつけていますので、ぜひお手に取って読んでみてはどうでしょうか。

kindle Unlimitedに加入している場合は無料で読んでいただくことができます。

捕獲失敗の原因

ニホンミツバチの捕獲に失敗するほとんどの原因は分蜂時期に遅れてしまうことです。

ニホンミツバチの分蜂は時期が限られており、短期間で一気に分蜂します。

このため、分蜂が始まる前には知識をしっかりと仕入れ、準備を終えておかなければなりません。

分蜂時期に遅れないためにも、ニホンミツバチの捕獲のコツを学び知識として活用しましょう。

余裕を持った準備をしよう

ニホンミツバチの捕獲をするためには、できる限り早くに準備しておく必要があります。

ニホンミツバチの分蜂は短期間で一気に分蜂しますが
3月~5月の分蜂時期に遅れても、なるべく早く準備をしておくことで、第2分蜂に捕獲できる可能性があることが理由です。

実際に8月以降に捕獲した群れの場合でも、越冬し長く飼育することは可能で、早く準備を進めることで、第1分蜂に間に合わなくとも第2分蜂や逃居群に出会える可能性が高くなります。

できれば前年、遅くとも2月末には準備を完了させておきましょう。

巣箱と設置場所が重要

ニホンミツバチの捕獲において特に重要なものをあげると巣箱と設置場所になります。

巣箱はニホンミツバチが気に入らなければ入居することはなく
設置場所についても、良い環境でない場合や、近くにニホンミツバチが生息していない場合は入居することはありません。

巣箱や設置場所については様々なコツがあり、これらを極めていくことが、ニホンミツバチ捕獲への近道となるでしょう。

  • 巣箱
  • 設置場所

にわけそれぞれを解説していきます。

巣箱に関する4つのコツ

巣箱に関するコツは4つあります。

  1. たくさんの巣箱を設置すること
  2. 巣箱は古く見せること
  3. 巣箱の中はできる限り暗闇に近い状態にすること
  4. ハイブリッド巣箱利用で確率アップ

どれも確実に入居率を上げるコツです。
それぞれ深掘りしていきます。

たくさんの巣箱を設置する

単純明快ですが巣箱をたくさん設置することで入居確率をあげることができます。

ニホンミツバチの自然巣は基本的に見つけることはできません。

このため、まだこれからニホンミツバチの飼育を始めようとしている場合
どこで分蜂するのか?ということはわからず
様々な場所に巣箱を仕掛けることが、入居の確率を上げることに繋がります。

最初はたくさんの巣箱を準備することは難しいかもしれませんが、できる限りの準備をしておくことがニホンミツバチの自然入居へ繋がることは間違いありません。

巣箱を購入する場合、たくさん巣箱を準備すればするほどお金が掛かってしまいます。
巣箱の購入は1つだけにし、2つ目からの巣箱はその巣箱を軸に作成していく、という道が最も金銭面的にも優しいのではないでしょうか。

巣箱は古く見せる

巣箱はなるべく古いものや古く見えるものが良いでしょう。

ニホンミツバチは自然に巣を作る場合、多くは樹洞などの閉鎖空間に作られることが知られています。

新しい巣箱の場合、生木の匂いなどが抜けきっておらず、ニホンミツバチは入る可能性は極わずかで、古い巣箱と比べると明らかに古い巣箱を選ぶ傾向があります。

僕も新しい巣箱で仕掛けてみましたが、巣箱を10個仕掛けても探索バチの来た形跡すらありませんでした。

巣箱は古く見せるためにも、半年程度は雨ざらしにしておく、などの工夫が必要です。

巣箱の中は暗闇に

巣箱の中はできる限り暗闇に近い状態にすることが良いです。

ニホンミツバチの習性として、黒いものに向かう習性があります。

これは、ニホンミツバチの住居にも当てはまるものがあり、巣箱の中に光が入ってしまうことで
ニホンミツバチが住居として認めてくれる確率が下がることにも繋がります。

巣門からのみ光をいれることで、ニホンミツバチが出入口を認知しやすく
入居してくれる可能性が上がるため、巣箱内部はできる限り暗闇に近い状態にすることが良いでしょう。

入居後に巣穴や巣門から光が入る分には問題ないようなので

ニホンミツバチが入居するまでは、巣門以外からは光が入らないようにするのがおすすめです。

ハイブリッド巣箱が凄い

探索バチが訪れる可能性を格段に上げてくれる、丸胴と重箱のハイブリッド巣箱、というものがあります。

ハイブリッド巣箱とは

丸胴式の巣箱の上に

重箱式の巣箱を乗せたもの

のことで

  • 丸胴式のニホンミツバチが好みやすいこと
  • 重箱式の飼育者の管理がしやすいこと

の2つの良いところを併せ持ってます。

ニホンミツバチを捕獲した時点で、上の重箱部分だけを移動し、重箱で飼うこともできるため
丸胴が手に入る環境の場合、とても重宝します。

僕が探索バチを見に行ったところ

ハイブリッド巣箱は、古く入居歴のある巣箱に匹敵するほどのようだったので、丸胴を準備できる場合は

ハイブリッド巣箱を作ってみることもおすすめです。

設置場所に関する3つのコツ

巣箱の設置はニホンミツバチの自然入居に大きく関わります。

僕自身、巣箱の場所を変えることで探索バチが大量に来るようになり、自然入居まで至るようになりました。

設置場所のコツは

  1. 巣門は東から南に向ける
  2. 見晴らしがよい場所
  3. 日当たりと日陰のバランス

以上の3つがあり、設置場所は特に重要になってきます。
それぞれ詳しく解説します。

巣門は東から南に向ける

様々な意見はありますが、巣門の向きは東から南向きが良いようです。

直接的に、入居する可能性に影響があるか、は疑問ではあるところですが
春に入居し、夏を越すことを考えると、太陽光の強い西日が巣門に当たってしまうことはさまざまなリスクが考えられます。

巣落ちや気温があまりにも上がってしまう場合はニホンミツバチの逃居にも影響します。
入居後、巣箱を動かす予定がない場合はあらかじめ、巣門を東から南に向けておくことが望ましいでしょう。

僕が山を回ってみている中でみると、西向きの巣箱への入居は少ない気がします。

ニホンミツバチが西日について考えているのかはわかりませんが、巣門はできる限り東~南へむけておくのが良いです。

見晴らしがよい場所

見晴らしの良い高台、擁壁の上などに仕掛けることはとてもおすすめになります。

ニホンミツバチが近くにいる場合はとにかく自然入居しやすく、住処として選ばれることが多いようです。

僕自身、さまざまなところに仕掛けてみましたが、ほとんどの入居実績が高台や擁壁の上などの場所でした。

見晴らしの良い場所ではニホンミツバチも巣箱を見つけやすく、住処として認めてもらいやすいように思います。

日当たりと日陰

ニホンミツバチの捕獲では、巣箱への日当たりが影響すると言われています。

営巣状態のニホンミツバチの巣箱内の温度は30℃弱に保たれており
日当たりが良すぎると巣箱内の温度が上がり過ぎてしまうことから、ニホンミツバチが嫌気するようです。

実際に、夏の猛暑により、巣落ちからの逃居はめずらしくなく
ニホンミツバチは少なくとも午後からは日陰になるような場所を好みます。

巣箱を仕掛ける際には日当たりに気を付け、落葉樹の下などや西日の当たらない場所に仕掛けるようにしましょう。

できることはなんでもやってみよう

ここまでニホンミツバチ捕獲の失敗や捕獲のコツについて解説してきました。

ニホンミツバチの捕獲は、できることはなんでもやってみる、ということが大きなコツとなります。

これをやっておけば必ず入居してくれるというものはなく
やってはいけないこと以外は多からず、ニホンミツバチ入居確率が上がる可能性があります。

実際に僕も様々なことを試すうちに、ニホンミツバチが入居してくれました。

たくさんのことを試し、自分なりの方法を確立していくことはとてもおすすめです。

入居確率が上がりそうなことはなんでもやってみることはすべてプラスの経験に繋がります。

ニホンミツバチの蜂蜜を販売してみませんか?

ニホンミツバチの蜂蜜はその希少性から、「幻の蜂蜜」とも呼ばれています。

そのミツバチから蜂蜜をいただくまでの過程には飼育者にも少なからず負担がかかります。

ニホンミツバチの飼育者には

  • お金のためにやっているわけではない
  • 趣味でやってるから近所に配って終わり

という方も多いと思います。

上記の考えは全く否定するものではありません。

ミツバチを飼育し、そこからいただいた蜂蜜が売れた資金でさらに世の中のニホンミツバチを増やすことができる。

という世の中のために販売する、ということも真理だと思っています。

誰でも使えるsquare

そして現代では

  • スマホ
  • クレジットカード

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ABOUT ME
うめし~
藤枝市在住の農家兼養蜂家。 月35000PVのブログ運営やHP制作、ネットショップの作成などを行っています。 旧岡部町出身、現在も藤枝市に住み、藤枝市の魅力を発信する。 藤枝市での生活をより魅力的に、より便利にをモットーに情報を発信しています。