みかんが販売される時期、一番みかんが美味しい時期をあなたは知っていますか?
みかんの旬を把握できて、間違いなく美味しい時期を知れたら
はずれの美味しくない、というみかんにあたることもなく苦労はないですよね
ただ、みかんの旬は品種や地域によっても違います。
この記事ではみかんの旬の時期とみかんの品種の選び方を解説しています。
外さないみかんの購入方法も解説していますので
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
寒い時期が旬
みかんは寒い時期に一番多く出回り、一番のという意味では10月~1月が旬となります。
収穫量も多くなりますが
お歳暮の時期で美味しいみかんを送りたいことがあってのことでしょう。
僕たち梅島ふるうつ屋でも毎年、お歳暮贈答での注文を受け付けていますが、正月に間に合うように届けてほしいという方が90%以上を占めます。
こたつにみかんというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか
収穫期が集中
10月~1月が旬と言われる理由に三大産地のみかんがこの時期に集中していることがあります。
日本のみかん三大産地は和歌山、愛媛、静岡とありますが
出荷時期は以下になります。
- 有田みかん 10月~1月
- 愛媛みかん 11月~1月
- 三ヶ日みかん 10月~1月
といったように
この時期に集中しているため、みかんの旬といえば10月~1月と言えるでしょう。
有田みかん、愛媛みかん、三ヶ日みかんなどと言われているものにも品種があり
地域の名前の品種、というわけではありません。
静岡の三ヶ日でも、ゆら早生や青島温州を総称して三ヶ日みかんと言います。
実は通年で食べられる
みかんの旬は10月~1月とは言ったものの
実は柑橘という大きいくくりでは通年で食べることができます。
極早生、早生、中生、晩生といった作物の早晩性と呼ばれる
収穫期の違うみかんもあり、雑柑類を合わせると
柑橘は1年を通してほとんどの時期で楽しむことができます。
早晩性とは収穫期によって区別されている農業用語になります。
- 極早生 → 「ごくわせ」と読みます。温州みかんの中でも最も成熟が早いもので9月~10月に始まるみかんのことを指します。品種によっては果皮が青く成熟するものもあります。品種は日南1号、ゆら早生などが該当します。
- 早生 → 「わせ」と読みます。極早生の後に出てくる品種に割り当てられるものでこの時期になると、みかんが全体的に黄色味を帯びてきます。時期は10月~11月のものを指すことが多いです。品種は宮川早生や興津早生が該当。
- 中生 → 「ちゅうせい」「なかて」と読みます。時期的には一番短く11月~12月中旬に成熟するみかんに当たります。品種は石地温州
- 晩生 → 「おくて」「ばんせい」と読みます。もっとも果皮の色のオレンジが強くなる時期でみかんといってあなたがイメージするものも晩生のみかんになるでしょう。時期は12月~1月に成熟するものを言います。青島温州や寿太郎温州が該当します。
冬でなくても美味しい
10月~1月が旬なのでそれ以外のみかんはこの時期のみかんに比べ
味が劣ったりするのでしょうか?
という疑問をもたれるかもしれません
これの答えは
「NO」
で、9月に出る極早生のみかんでも12月~1月に匹敵する甘さのものやそれを越えるものもあったりします
そして品種も様々で見た目にも反しめちゃくちゃおいしいものなども存在します。
これを知るためには、あなたが実際に食べ比べ試してみてもらいたいのですが
農家である僕が、おすすめの品種を5種類ほど紹介します
ぜひ、参考にしてみてください
オススメ柑橘品種
数ある品種の中からまだまだ知られていないであろう品種を5種類紹介します。
あなたの知らない品種もたくさんあると思います。
- ゆら早生
- 小原紅早生
- みはや
- はるか
- あすき
順番は収穫期が早い順に並んでいるだけなので、おすすめ順というわけではありません。
それぞれ解説をしていきます。
ゆら早生
- 収穫販売期 → 10月~12月
- 極早生品種
- 主な産地 → 和歌山県、静岡県
通常の平たいみかんに比べ円形に近い形をしたみかんです。
果肉も赤く、糖度も12度以上になる晩生にも負けないみかんです
極早生らしい薄い果皮で非常に食べやすいです。
小原紅早生
- 収穫販売期 → 11月~12月
- 早生品種
- 主な産地 → 香川県
日本一紅いみかん、と呼ばれている、香川県の品種です。
早生みかんとはいえ、味が濃厚で果肉もしっかりとしています。
香川の市場では超高値で取引されるものなどもあり
その見た目からギフトなどにピッタリです。
みはや
- 収獲販売期 → 11月下旬~2月
- 早生品種、雑柑類
- 主な産地 → 熊本県、宮崎県
小原紅早生同様、果皮が赤いですが
味はみかんのそれとはまったく異なり
ひと口食べただけでその高級さが分かるほどの濃厚さです。
早生品種なのですが、果皮が少し剝きづらいことが難点ですが
ほかのみかんを食べられなくなってしまうほど病みつきなってしまう人もいるようです。
はるか
- 収獲販売期 → 2月~4月
- 雑柑類
- 主な産地 → 愛媛県、広島県
見た目の黄色、厚い果皮、ゴツゴツした見た目
なかなか甘い、と思って食べられる人はいないのではないでしょうか?
実はこの品種、一口食べると
ほとんど酸味を感じることがなく
さわやかで上品な甘みを感じることができます。
女性にファンが多く、毎年これだけ買っていく、という方もいます。
あすき
- 収獲販売期 → 2月~3月
- 雑柑類
- 主な産地 → 静岡県
柑橘では現在もっとも新しく
もっとも甘い品種と言われています。
味も濃く酸味も高いため「はるみ」のようなみかんらしさを味わうことができます。
「あすみ」と呼ばれる品種を路地栽培に改良した品種で高級柑橘と呼ばれるせとかよりもさらに甘い、と言われる品種です。
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