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ミツバチを守る、養蜂家のオオスズメバチ対策について紹介

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美しい自然の一部として、養蜂は僕たちの生活に甘い宝物をもたらしています。
しかし、この美しい生態系には、時折恐ろしい影が忍び寄ります。

それが、オオスズメバチです。
この巧妙で危険な生き物が、私たちの大切なミツバチと養蜂業にどのような脅威をもたらすのか、そしてそれにどのように立ち向かうべきかを探求していきましょう。

オオスズメバチ対策の重要性と、養蜂家としての使命を共に考えていきましょう。

この記事では
ミツバチがオオスズメバチに襲われてしまった
オオスズメバチに襲われる前に対策をしたい

といったオオスズメバチの対策を紹介します。

ニホンミツバチでのオオスズメバチ対策についても紹介していますので最後まで読んでいってくださいね!

オオスズメバチの危険性

オオスズメバチは、養蜂家にとって深刻な危険をもたらす存在です

オオスズメバチは集団でミツバチを襲撃、侵入しミツバチの巣を隅々まで略奪し壊滅させてしまいます。

特にセイヨウミツバチに関してはオオスズメバチへの有効的な対抗策を持たないため、数匹のオオスズメバチに襲われただけで群れが壊滅してしまうこともめずらしくありません。

巣箱を襲っているオオスズメバチは人を襲うことはほとんどありませんが、壊滅後に餌場となった場所では襲ってくることがあるようです。
よく観察し、対策をとることが必要になってきます。

オオスズメバチの対策

オオスズメバチからミツバチを守るための対策は5つあります。

  • 早期発見に努めること
  • ネズミ捕り
  • オオスズメバチ捕獲器設置
  • 巣門の大きさの調整
  • 巣門を金属製に変える

それぞれ紹介、解説します。

早期発見に努める

早期発見はオオスズメバチへの対策になると言えるでしょう。

オオスズメバチはミツバチの巣箱を集団で襲いますが、襲う前に偵察蜂がやってきます。
その偵察蜂が来ている間にスズメバチの対策ができればミツバチの群が壊滅するほどのダメージを受けることはないでしょう。

まずは早期発見に努めましょう

ネズミ捕りで捕獲

オオスズメバチの対策ではネズミ捕りも有効な手段となります。

ネズミ捕り粘着シートに数匹のオオスズメバチを貼り付けておくと
オオスズメバチは助けを呼ぶフェロモンを出します。

助けに来たオオスズメバチが次々に粘着シートに掛かるため
狩りに来ているオオスズメバチの群れを一網打尽にすることができます。

あらかじめ準備をしておくとよいでしょう

粘着シートにオオスズメバチを生きた状態で付けておかなければ効果は発揮されません。
粘着シートに付ける際に刺されないよう、必ず防護服を着て行うようにしましょう。

オオスズメバチの捕獲器

スズメバチの捕獲器は巣箱前に置くタイプと近くに仕掛けおびき寄せ捕獲するタイプの2種類があります。

それぞれ以下の特徴があります。

巣箱前に置くタイプのもの

  • 値段が5,000~
  • 永続的に使える
  • 偵察蜂も捕獲できる
  • 巣箱の中にスズメバチを入れない仕様
  • 購入できる場所に限りがある

スズメバチの捕獲器他養蜂道具は以下より購入することができます。

スズメバチ捕獲器を見てみる

近くに仕掛けおびき寄せるタイプ

  • 値段は1000円前後
  • 効果は1ヶ月程度
  • 簡単に仕掛けることができる
  • 誘引されなければ効果を発揮しない
  • 購入が容易でホームセンターなどでも購入可

一時的に取り付け急ぎで使いたい場合にこちらはオススメとなります。

確実にスズメバチから守りたい場合は巣箱前に置くタイプの捕獲器を購入しておくとよいでしょう。
どちらも使うことでさらにスズメバチからミツバチを守ることもできます。

巣門の大きさ調整

巣門の大きさは7㎜以下であれば、オオスズメバチは巣箱の中に侵入することはできません。

オオスズメバチ襲来のシーズンはあらかじめできる限り巣門の大きさを狭くしておくことが必要になります。

注意 → オオスズメバチはとても強い大あごを持っており、木材程度なら嚙みちぎって侵入することも考えられます。
巣門の大きさを狭くしたからといって安心しすぎないようにしましょう。

巣門を金属へ

巣門を狭くすることに併せ、巣門を金属製に変えることもオススメです。

オオスズメバチは木材の角から噛みちぎり侵入してくるので巣門上部にL字型の金属製アングルを付けておくことでオオスズメバチに嚙みちぎられることはなくなります。

L字型のアングルは金属製と言っても、薄いアルミ程度でも十分なのでホームセンターで安易、安価で入手することができます。

ニホンミツバチでのオオスズメバチ対策

ニホンミツバチはそもそもオオスズメバチに対し対抗策を持っています。

ですが、この対抗策は強群でこその手段であり
オオスズメバチが群れで巣箱の中に侵入してくれば体の小さいニホンミツバチはひとたまりもありません。

そのため上記オオスズメバチの対策でも解説した以下2つは必ず実行しておくようにしましょう。

  • 巣門を7㎜以下にする
  • 巣門を金属製に変える

まとめ

オオスズメバチはミツバチにとっては巣を壊滅させる脅威となります。

かならず、オオスズメバチの襲来する時期を見極め、確実に対策をとるようにしましょう。

オオスズメバチを対策するためには

まずは、どういった危険性があることを知っておくことが大事です。

  • オオスズメバチは集団で巣を襲う
  • セイヨウミツバチは対抗策を持たない
  • 弱群が襲われたら壊滅的なダメージを追う

体の小さなミツバチは数倍もの体の大きさを持つオオスズメバチには敵いません。

それに加え、オオスズメバチに対し対抗策を持たないセイヨウミツバチでは、一度襲われたら群れに大ダメージを受けてしまいます。

オオスズメバチへの対策は5つあります。

  1. 早期発見する
  2. ネズミ捕りで捕獲
  3. 捕獲器の設置
  4. 巣門の大きさを7㎜以下に
  5. 巣門を金属製に変える

とくにセイヨウミツバチの飼育では、巣箱に取り付ける捕獲器が効果が高いです。

セイヨウミツバチにくらべ、ニホンミツバチでは

オオスズメバチに対抗策をもっているためほとんど対策は必要ありませんが

巣門を7㎜以下にする
巣門を金属製に変える

の2点は対策しておくことが望ましいです。

ニホンミツバチ養蜂をやってみよう

趣味での養蜂として、ニホンミツバチを飼育する人が増えています。

鉄腕DASHなどTVでもニホンミツバチについて放送するなど中高年齢を中心にブームになっています。

ニホンミツバチはあなたが思うほど怖い存在でなく、巣箱に近づいたりするだけで刺してくることはほとんどありません。

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ぼくも、はじめは近づいてきたり、近くを飛んだりしていただけでも怖かったです。

ミツバチのことを知れば知るほど怖くない、ということを知りました。

ニホンミツバチの飼育はこんなあなたに向いています

  • 趣味でハチミツを採ってみたい
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自然と向き合いながら楽しく、飼育することができますよ!

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うめし~
藤枝市在住の農家兼養蜂家。 月35000PVのブログ運営やHP制作、ネットショップの作成などを行っています。 旧岡部町出身、現在も藤枝市に住み、藤枝市の魅力を発信する。 藤枝市での生活をより魅力的に、より便利にをモットーに情報を発信しています。