まだ農業を始めたばかりの農家さんや美味しいものができる農業資材を探している方の中にはこんなことを思っている方、こんな悩みを抱えている方がいるかもしれません。
そもそも美味しいものを簡単に作れるならだれでもやっていますよね?
ですが、知らないことを筆頭に、そこには経費が掛かる、手間がかかる、何をしても同じ値段でしか買ってもらえない
などの背景もあり、それらをしなくても問題ない、といったところもあるでしょう。
農業者の中には
- 自社をブランド化していきたい
- 他の農業者からの差別化を図りたい
- 少しでも高く売り、良い購買循環を作りたい
などといったことを推進したいという農業者も多いと思います。
そういったことを進めるにあたり、まずやらなければいけないことが
『美味しいものを作る』
ということだと思います。
今回紹介する農業資材は、僕たちが50年以上の歳月をかけ、様々なものを使う中でたどり着いたものになります。
肥料商としてはじまった僕たちの事業、現在はたくさんの美味しいものをお客様に食べてほしいと始めた農家ですが
- 地域で一番美味しいとお客様が来てくれる
- 県外からも目的としてお客様が来てくれる
- 収獲全量を自分たちで売り切れる(市場、JAの出荷は行っていません)
- 三越伊勢丹のふるさと納税に選ばれる
という実績も付いてきました。
今日紹介するものを使うことで僕自身、初年度から糖度が驚異の「19.5」のとうもろこしを作ることができました。
ここで紹介する資材を使っていくだけで
家庭菜園初心者やはじめたばかりの農業者の方でもカンタンに美味しいものをつくることができます。
ぜひ、最後まで読んでいってくださいね!
誰でも簡単に美味しいものを作る観点から、相乗効果の高い3種類の液肥(葉面散布剤)の紹介をしていきます。
JAや大手ショッピングサイトでも扱いのない資材で
今後も一切それらで売るということはないので
差別化することやブランド化にはかなり適したものとなっています。
美味しいものを作る2つの必要なこと
コストが大きい
微量要素は必須要素
微量要素はどんな成分があるの?
きらら光菜液肥がすごい
きらら光菜液肥の実績
危険、有害性について
対象区
良質な土づくり
・PSB(光合成菌)
・キチン酵素
・相乗効果
まとめ
美味しい作物をつくる2つの条件
土地の関係上、さまざまな要因があり自分たちで操作できることとできないことがあります。
僕たちが作る作物での美味しさを語る上で自分たちで操作できることで必要なことが2つあります。
土づくり、と聞くと難しく感じるかもしれません。
ですが、農業2年目の僕でもできるくらい簡単でこの土づくりは2種類の液肥を継続し入れ続けるだけ、しかも、消毒などと一緒に散布することができるためほぼ手間を要しません。
つまり液肥を入れ、作物を作りながら土も作ってしまおう!
ということになります。
コストが大きくなる
今回紹介する方法は、3種類もの新しい資材を入れることになります。
デメリットもいくつか挙げることができます。
- 置き場所が必要
- 3種類の資材を使い分ける
- 液肥の購入代金
特に農業にとって経費は大きいと思います。
みかんなどの果樹でも1aあたり¥10,000程度の費用がかかります。
野菜などですと散布回数が増えるためさらに高くついてしまいます。
ですが、使う量や液肥を3種類だけでなく、使うものを1種類、2種類だけにすることや液肥を入れる回数を減らす、希釈倍率を下げることでコストを自分で調整もできますので使うようにしましょう。
僕たちではこの資材3種類を使い続けており、コスト削減も兼ねて
通常施用する肥料の袋数を大体半分近くまで減らしています。
トータルで見たら経費を抑えられた、ということにもなるかもしれません
微量要素は必須要素
農業、そして農作物を作る栄養素として欠かせないものがあり簡単に解説をすると
肥料の三要素、窒素、リン酸、カリウムになります。
農業者にとってはなじみの深いものでこれなしにしては作物ができない、というものになります。
窒素 → 葉を作る
リン酸 → 実を作る
カリウム → 根を作る
肥料にはそういった栄養を入れるほか、早く作物に効かせたい無機質肥料、作物の糖度を上げたい魚粉の肥料などとたくさんの種類の肥料があります。
ですが、今回は簡単に美味しいものをつくるために必要な要素が他にある、ということを伝えていきます。
それは、
『微量要素』
です。
これは、農家の中でも聞いたことがない、という人がいるかもしれません。
人間でいう病気や怪我に強くなる成分といったところでしょうか
美味しいものを作るのに大事な成分ということが直感的に理解できるかと思います。
微量要素はどんな成分があるの?
微量要素というのはどんな成分なのでしょうか?
微量要素には
- モリブデン
- 亜鉛
- マンガン
- ホウ素
- 銅
- 塩素
- ケイ素
があります。
ほとんど聞いたこともなく、どれがどのような働きをするのか分からないと思いますが
亜鉛などは病気や怪我などに強くなるということは知られていますよね。
これらは作物にとって糖の移動や酵素の働きを助けたり、根を張り巡らせ葉や茎を丈夫にする働きのある要素となります。
きらら光菜液肥がすごい
僕たちの使っている資材が『きらら光菜液肥』というものになります。
特徴をまとめてみました
- ほとんど全ての微量要素を網羅している。
- 微量要素以外にも22元素含有
- 発根が良く、苗から使える
- 窒素成分が入っていないため、収穫前日まで使える
- 水質の酸度調整効果もあり、肥料の効きが良くなる
- 有害性や危険性が皆無
- 実績多数
主に、このきらら光菜液肥を使うということはほぼすべての微量要素を網羅していることから旨味向上への直結となります。
この資材、実は入手方法がかなり限られていて、農協、大手ショッピングサイトなどから買うことができません。
窒素を含まないため、年中いつでも入れられる安心感がいいですよね
使ってもらっている農家さんの中には、果実の成熟期にだけ入れるなんて人もいます。
きらら光菜液肥の実績
きらら光菜液肥を使った農家さんが農林水産大臣賞を受賞する例もでています。
→日本農業新聞(現在はページがありません)
微量要素をいれるきらら光菜液肥は
いちご、ぶどう、メロン、みかんなどの果物から
トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、ダイコン、ハクサイなどの野菜
とすべてにおいて使うことができ、実績もあります。
微量要素の7元素以外にも、光合成を高める22元素も含有されていることも特徴でしょう。
危険、有害性
メダカによる毒性の証明もされており
有害性や危険性もなく、家庭菜園でも安心して使っていただくことができます。
対象区
僕自身、どの程度きらら光菜液肥が影響をあたえるのかを試してみました。
下の写真は種から苗を作るのに左から『きらら光菜液肥』、『マグネシウム液肥』、『水のみ』を与えどの程度の大きさ、根の張りなどを比べたものになります。
水のみのものだけでなく、葉を作る要素のマグネシウム液肥より、明らかに葉も多く、大きく根も張り、広がっていることが確認できます。
これらを上手く効かせることが美味しい作物を作るカギになることが分かると思います。
良質な土づくり
肥料の三要素や、多量要素、そして微量要素を効率よく循環、効かせるために必要なことが土づくりとなります。
肥料の効きにくい土壌にいくら肥料をたくさん撒いても作物は栄養素を吸収してくれません。
食卓にいくら料理が並んでいても、お箸やスプーンが準備されておらず、それを食べれなければ栄養にはなりませんよね?
それと同じで、作物が食べやすい環境を作ってあげることが大事になります。
作物が栄養分を吸収しやすい環境とはどのような環境なのでしょう。
①有益な土壌微生物がたくさんいる
②有害な微生物が少ない
良質な土づくりをするためには有益となる微生物の働きが欠かせません。
ここで出てくるのが
・PSB(光合成菌)
・キチン酵素
になります。
PSB(光合成菌)
簡単に言うと、アミノ酸肥料となります。
アミノ酸=旨味
とも言われ、美味しい作物を作るには欠かせない要素となります。
他にも、病害抑制効果やカビを抑える効果があり、土を作るには最適の液肥となります。
キチン酵素
カニ、エビなどの甲殻の主成分となるもので、良く知られているものだとグルコサミンの原料となっているものがキチンと呼ばれるものになります。
その名の通り、作物を丈夫にしたり、と病気に強くする効果が期待できます。
そして、PSBと同じくカビなどを抑制する効果も期待でき、アミノ酸を増量するという効果があります。
相乗効果
PSBとキチン酵素を併用することで、相乗効果を発揮します。
- PSBで良質な菌が増加、キチン酵素で病原菌が静菌
- PSBでアミノ酸肥料、キチン酵素でアミノ酸増量
作物にも効き、土づくりにもなります。
まとめ
今回は『初心者農家でもできる!3種の液肥で美味しい作物を作る』について、僕たちも絶大の信頼を置いている3種類の液肥を紹介しました。
この3種類の物に関して、他農家との差別化も図れるため、地元農家さんからは
「周りに教えないでほしい」
という声も聞きます。
僕たちとしては、こんな簡単に、こんなに美味しいものができるのなら日本全国で使ってほしい、世の中の人に本当に美味しいものを、まろやかで柔らかな野菜を食べてほしいと願っています。
家庭菜園用の少量からの販売、パンフレットの送付も可能ですので以下より一度ご連絡ください。